オタク
【おたく】
もともとは1970年ごろのSFファン由来の言葉、
当時勃興してきた同人誌即売会(及びファンジン)に集うものたちが、自分たちとあまりにも良く似ていたため、
同一視されることに懸念(というか不快感)をあらわした一部のBNF(ビッグ
ネームド
ファン、大物)たちの間で広まる、
その由来は一説によれば彼らが当時人気だったウルフガイという小説シリーズの主人公の口癖をまねて
「おたくは・・」と相手のことを呼び合っていたことからと言われている(諸説ある)
後にそう呼ばれていた当の本人たちが自虐的に「いや、どうせおたくで
すか
ら」などと言い出し、そのうち定着。
社会的に知られるようになったのはロリコンブームの折、
ブリッコという雑誌に連載されていた中森明夫の「東京おとなクラブ」というコラムに取り上げられてから、
しかし、ここで中森はおたくを「おたく族」として、あたかもそういう閉鎖的な集団がいる
かの
ように取り上げた
(当然本人はわかったうえでのギャグのつもりだったろうが)、
これが後にいろいろな誤解を生むことになる。
ちなみに宅八郎はもともと中森一派で、一時病気療養していたが復帰の際、ちょうど宮崎事件と同時期だったため
「いかにもなステレオタイプ」宅を演じることにより、社会的インパクトを狙ったと推測される。
ちなみに芸名の
ネタ
は「たこ八郎」(ボクサー上がりのコメディアン、故人)であり、いわゆるお宅方面となんら関係はない。
あと誰かよろしく
ほーい、ちょっと補足っす。
>これが後にいろいろな誤解を生むことになる。
この段階で読者から「中森が敵対的(と言うより侮蔑的)な文章を書いた」事への抗議があり、漫画ブリッコ編集長の大塚英志も読者側の意見に理解を示してそのまま連載を切られ、中森がその為に他誌でこの事を子供のようにゴネ、より一層「おたく」と言う様式の確立を加速させた。
この段階で幾人
かの
者が(中森言うところの)
オタク
を自嘲的に使用し始め、それが同人誌などの世界に飛び火的に波及して現在に至る…
余談だが中森が「東京おとなクラブ」で指摘したのは、今はない池袋の某喫茶店である一個人が使っていた「おたく」と言う呼称であり、その一個人は現在でも同人誌即売会やSF大会に顔を出しているそうだ…言い方を変えれば、この一個人が中森との接し方を変えていたら「オタク」と言う名は生まれなかったのではないかと思う。
他にあったらお願い。
おたく【お宅】<名>
@ある人をうやまって、その人の家を丁寧に言う言葉。文例:あすお宅へ伺います。
Aアニメや
ゲーム
、パソコン、タレントなどのマニアで、本人は暗くなくてもはたからは暗く見えるようなタイプの人。
<代名>「あなた」という意味を表す。
参考:Aは「おたく」「
オタク
」とかなでかく。生の人間に関心はなく、同じ趣味の相手と、どこの誰かを問題にせずただ「お宅」と呼び合って、せ
まい
共通世界での会話をしていたことから。
三省堂
第六版例解新国語辞典より。
上記に補足
Aの用例の場合、最近では@と区別する為「ヲタク(もしくはヲタ)」と表記することもある。
最近だと電車男が例。
あれも典型的な「ステレオタイプ」的おたく像だろう
(y)
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